三基工業HOME » 河川環境整備事業 » 水門 » ローラゲート
扉体の受ける水圧荷重をローラにより支持して開閉時の抵抗を少なくしたローラゲートで、大形の頭着工から小形の樋門等に使用できます。 【特長】 (1)扉体の開閉は扉体両端部よりワイヤロープで吊上げ、ウインチで巻取る方式で1ドラム、1モーター方式、又は2ドラム、1モーター、2ドラム、2モータ方式のいずれの方式も製作いたします。 (2)開閉機には手動による操作ができるよう手動操作装置を取付けています。 (3)ブレーキ装置はモータに直結された電磁ブレーキ及び油圧押上げ式ミューリフタブレーキを装備しています。 (4)モータはハイトルク水門用モータを使用し減速機はサイロク減速機を使用しています。 (5)扉体の構造は水圧荷重に対して安全な構造とし、且つ水流等により振動を起こさないよう扉体の上部又は下部の構造を充分考慮して設計いたします。 (6)開閉機のモータ及び減速機部の構造を簡易化するためバルブコントロールを使用した形式も、設計製作しています。 |
【構造】 中小河川の頭首工又は用排水樋管あるいは排水樋門等に使用される中形及び小形ゲートで、扉体の構造は前項のローラゲートと同様であり開閉装置にスピンドル又はラック式巻上機を使用しています。 開閉装置は電動、エンジン、手動等のいずれも設計製作いたします。 【特長】 (1)扉体には4個の主ローラを取付け各ローラが均等の荷重を支持するように配置しています。 (2)扉体の側部には横振れを防止するようサイドローラを取付けています。 (3)戸当り部のローラ及び水密ゴムの当り面にはステンレス鋼板を使用しています。 (4)開閉装置はスピンドル式又はラック式巻上機を使用しているため操作が簡単なうえ維持管理が容易にできます。 |