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起伏ゲート 背面押上式

【構造】
扉体たて主桁に油圧シリンダーを設置し、シリンダーロッド端を河床に各々ヒンヂ結合したトラス構造です。
扉体重心がシリンダーロッド端より後方にあるため水圧荷重が無負荷でも確実に倒伏する構造です。


【特長】
(1)油圧シリンダー及び油圧配管は扉体内域は敷金物に設置されますので
  ◎油圧管の点検整備が容易に行なえます。
  ◎油圧シリンダーの故障等も簡単に脱着修理ができます。
  ◎油圧シリンダーや油圧配管が河床にありませんので、特別な
    土木工事は不要です。

(2)洪水等により上流水位が増水した場合、自動転倒装置により多段式に倒伏するため下流側水位が急激に増水することはなく安全です。

(3)用水の取入時期に多少の増水があった場合増水した分だけ倒伏し上流水位を極端に減少することなくほぼ一定に保ちます。したがって用水取入時期に常にゲートを監視する必要はありませんので管理の手間がかかりません。

(4)前面戸当りに扉体、シリンダー取付架台、側部戸当りが連結されているため工場で組立て開閉テストをして出荷しますので完全な製品が出荷できます。

自動転倒ゲート背面押上げ式設計図




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